Q.事業承継の初歩の初歩を知りたいです。

Q:勤務先の社長から、会社の後継者になって欲しいと言われました。やってみたいとは思うのですが、私が事業承継するということはどういうことなのか、初歩の初歩を教えてください。

A:従業員として働いている方が「社長から跡を継いでくれないか」と言われ悩んでいる、というご相談が増えています。

 創業者である現社長から会社を継ぐ場合、現社長は、社長(代表取締役)であり株主(支配株主)でもあることが多いでしょう。そして、「跡を継ぐ」という意味は、社長(代表取締役)となって欲しいという趣旨であることが多いでしょう。その場合、株式については、現社長が深く考えていないケースもあります。

 株式は現社長に残したまま、自分が代表取締役になったとしても、株主総会決議で決めるべき会社の重要事項は、株主である現社長の意見に左右されてしまいます。したがって、会社を継ぐ場合には、社長(代表取締役)だけでなく、株式も譲受することがポイントとなります。 

 また、金融機関からの借入れがある会社では、現社長が、会社の借入れについての連帯保証人になっているケースも見られます。「跡を継ぐ」場合には、金融機関から連帯保証人も継いでほしいと要請されるケースもあります。後継者が、連帯保証人を継ぐことが難しく、事業承継が進まないケースもあります。個別のケースによって可否はありますが、事業承継時に経営者保証を解除する動きも出ています。

 このように、事業承継には、検討しなければならない様々なポイントがあります。「まだ、事業承継をするか決めていないけれど、知識は持っておきたい。」というようなご相談もお受けしています。お気軽にお問合せ下さい。